アニソンシンガー・オーイシマサヨシさんと、配信者・加藤純一さん。
異なるジャンルで活動する2人が共演するラジオ番組「ピザラジオ(通称ピザラジ)」では、息の合ったやりとりが視聴者を惹きつけてきました。
しかしその裏では、楽屋ではほとんど会話を交わさない、という不思議な距離感が明かされています。
一見、正反対の2人がなぜここまで信頼し合い、番組を継続できているのか――その“絶妙な関係性”に迫ります。
出会いのきっかけは? 異色の2人が組んだ理由
実はこの2人の“出会いの場”は、2017年にスタートしたニコニコ生放送の番組『ニコ生☆音楽王』。
初回放送からすでに“ただの初共演”ではない空気が流れていました。

当時、加藤純一さんはいわゆる「ネット配信界の異端児」として知られ、オーイシさんはアニソンアーティストとして確固たる地位を築いていた存在。
まったく違うバックボーンを持つ2人が、なぜか“ニコニコ”で交差します。
初共演にあたり、オーイシさんは加藤さんのことを
オーイシマサヨシなんかすごい人が来る
とリスナー経由で知り、動画をいくつか事前に視聴。
「パワプロ実況」などもチェックしていたそうです。
一方で加藤さんはというと、



普通の生主が来ると思ってたら、ガチのアーティストが来てビビった
と語っています。
さらに印象的なのが、お互いを呼び合うあだ名の決まり方。「純ちゃん」「オーイシくん」という距離感の近い呼び方は、視聴者からの提案とじゃんけんを交えながら自然に定着していきました。
加藤純一さんの「オーイシくん」呼びは今では考えられないですね(笑)
この時点ではまだ「探り探り」の雰囲気ながらも、お互いにリスペクトが滲んでいたやり取りが随所に見られます。
とくにオーイシさんが加藤さんを“危険人物”と警戒しながらも、動画を見て



この人、実はちゃんとしてる
と思ったという告白は、後に深い信頼関係へとつながる伏線でもありました。
この「出会い」がなければ、あの名番組『ピザラジオ』も生まれていなかったのかもしれません。
現在は休止している「ピザラジオ」ですが、関係者コメントから復活の可能性が高まっています。


もこうが語る“加藤純一×オーイシマサヨシ”の唯一無二な関係性
人気実況者・もこうさんもまた、2人のラジオ『ピザラジオ』を“唯一無二の関係性”だと語っています。
とくに印象的なのが、「距離感の妙」と「お互いへのリスペクト」についてのコメントです。
「加藤さんとオーイシさんがうまくいってる理由は、“ジャンルが違うから”だと思う。知らないことが多いからリスペクトし合えるんですよね」
「仲良すぎず、遠すぎず。まさに絶妙な距離感で成立してる関係」
さらに驚くべきは、「楽屋ではほとんど喋らない」という点。
オフではベタベタせず、配信や本番でこそ最大限の化学反応が起きる――そんな“プロフェッショナルな相棒関係”が、2人の絆の根底にあるようです。
炎上時の裏話で見えた“本当の信頼”
加藤純一さんが過去に炎上した際のエピソードでは、もこうさんが涙ながらに語る裏話も。
オーイシさんは、その場にいた配信関係者の中で唯一「それでも加藤さんを信じている」と公言。
しかも本番前、加藤さんの方から「俺のことを叱る側に回ってください」と頼んでいたというのです。
「俺をかばうと今度はオーイシさんが叩かれる。だから俺のことは叱る側に回っていい。番組を守ってほしい――って、加藤さんから言ってきたんですよ」
この話を聞いて、もこうさんも感情が込み上げ、「リアタイで見てて泣きそうになった」と告白しています。
炎上後に“相方の未来”を考えた上で身を引き、矢面に立たせないよう自分が悪役を買って出た加藤さん――それを支えたオーイシさん――そしてその姿を見届けていたもこうさん。
それぞれが本気で信頼し合っていたからこそ、このラジオは単なる企画に終わらなかったのでしょう。
「迷惑をかけられてもいい」続けたいという本音
オーイシさんは「迷惑をかけられても、番組を続けたい」と語っています。
芸能活動において、加藤さんと関わることはリスクにもなり得る──それは本人も認識しています。
実際に、「紅白を目指す自分の足を引っ張られたくない」とも正直に打ち明けました。
それでもなお、



純ちゃんに新しいスタンダードを知ってほしい
間違っていたら指摘し合える関係でいたい
と語る姿は、多くのファンにとっても印象的だったはずです。
ファンの声:応援と葛藤の入り混じる感情
SNSでは、さまざまな反応が見られました。



沈黙が気まずくない人って、本当に信頼している人だけ



加藤純一のことはあんまり好きじゃないけど、オーイシマサヨシはあんな奴と絡むなよと思ってしまう
2人の関係性に対して、好意的な声と複雑な感情が交錯しています。
筆者としては、たしかにオーイシマサヨシさんにとって“問題児”である加藤さんと組むメリットは少ないかもしれません。それでも関係を続けているのは、世間体や損得を超えた本当の信頼関係があるからこそ。
その関係性は、時に衝突し、時に支え合う――まさに“人間くさい”リアルな信頼の形と言えるのではないでしょうか。
利害を超えた“信頼関係”がここにある
加藤純一さんとオーイシマサヨシさんの関係は、共演者という言葉では収まりきらない、利害やイメージ戦略を超えた“人間関係”です。
楽屋では多くを語らず、表では時にぶつかりながらも、それでも関係を続ける。
そこには「長く一緒にやってきたから」ではなく、お互いの弱さや危うさすら理解したうえで寄り添おうとする覚悟が見えます。
お互いにジャンルも立場も違い、仕事上の利害が直接結びついているわけでもない。
それでも、違うからこそ認め合える部分がある──そんな関係だからこそ、無理なく続けられているのかもしれません。
「仲が良い」よりも「信頼できる」。そんな言葉がしっくりくる、不思議なつながりです。。

